【雑記】物語が伝えてくれること。そして「種」お話し。 | 東京からヒーリングに関する様々な情報を分かりやすく配信します

大国主命に関して書かれた本を読んでいて、
すごくシンクロ（？）する部分がたくさん出てきたので
シェアしたいと思います。

わたし自身、チャネリングがとても大好きで、
日常的にも、わたし自身のチャネリングコントラクト
（チャネリングの契約のある神）である大国主命と語り合っているのですが。

・物語はとてもよいものだ

ということをしばらく言っていた時期があったんです。

物語が想起させるものは、バラツキが少ない、と。
伝えたい内容をブレが少ない状態で、伝えることができるものだ、と。

チャネリングの学びを始めた一番最初の練習のときにも、
「物語」についてのメッセージを受け取っていたのですが、
そのときは、メッセージをくれた存在が「風」のキングだったので、
言葉を扱う存在として、そういうことを言っているのかな～
くらいに思っていたのですが、
けっこう度々、「物語」について語られるので、
やはり、当初から関連があったのだと思うのです。

そして、自分（大国主命）を想起させるために、
たくさんの物語を残しているだろう？ということも言ってくれていたのでした。


彼（大国主命）が語る内容は、
・大自然とともに生きること
・大自然がすべてのことを教えてくれているということ
・例えば、「収穫」という概念
　土地を耕し、種を植え、その種を抱擁する大地とともに種の面倒を
　自然とともに見ていくからこそ、実りが生じ、やっと収穫できる。
　このプロセスには、どうしても時間がかかるもの。
　時間がかかる、ということはこの物質の世界では逃れようのないもの。
　そして、誰にとっても平等に訪れるものだということ。
・さらに、どこかで土地を耕し種を蒔く、ということを止めてしまったら、
　実りも途絶えてしまう。
　だからこそ、どんなにうまくいかなかろうが、
　土地を耕し、種を蒔くということを止めてはならない。
・そしてこれらに関しての正しい知識を伝えていくことが必要。
　そうすることで、まずは個人が自立し、自ら豊かな人生を生き始める。
　そのような人々が協力し合って生きていくことで、
　集団（村・町・国）が形成されていくのだ…ということ。


そんな、とても基本的なことを
たくさんたくさん、教えてくれていたのです。
（当時のわたしは、
　「あたりまえのことだけど、もっとミラクル起きないのー？」
　みたいなことを聞いたりしていました。）

そして本題。
今、「古事記転生」という本を読んでいて、
「国づくりで大事な教え」というところで、やはり出てくるお話し（解釈）が、
「種」「大自然とともに生きる（人間も自然の一部）」といった内容なのです。

おもしろいな～と。
彼が当初から言っていた、
「物語にすることで、解釈がズレることなく大切なことを伝えられる」
という言葉が腑に落ちる感じ。

時代の背景により、多少の解釈と行動への影響は変わるのですが、
（それは、宗教などの教えが、最初の頃は「〇〇してはならない」という
　けっこう厳しめの戒律だったことと似ているかもしれません。
　徐々に、人々・社会の在り方が変化・進化成長していくことで、
　「〇〇してはならない」という禁止から、それらが当たり前にできるようになり、
　もっと高度な内容へと変わっていくような…）
原理原則・基本や根底にある一番重要な考え方は変わらず、
時代をも越えてしっかりと語り継がれることができる…とでもいうような、
そんな不思議な感覚を受けるのです。

「古事記転生」で述べられている、種のお話しを少しだけ引用させていただくと、

「目先の欲に惑わされてはいけない。
　そういうときはタネを見なさい（中略）
　タネが実ってみんなで分け合える日を考える（中略）
　人生は種蒔きと同じだから、それを伝え続けなさい。」

※「古事記転生」とても分かりやすく、
　人間にとって大事なことを伝えてくれています。
　ぜひ読んでみてください。


どのような試練が襲って来ようとも、
土地を耕し、種を蒔き、その世話をし続けること。
そして、その知識を周りの人々にも伝え続けていくこと。

（実際に、大国主命様は、兄である八十神に2度も殺され、
　スサノヲからのむちゃ振りのような試練も乗り越え、
　少彦名命との別れすら乗り越えて、国づくりを進めた神ですもの。

　そのお姿すら通じて、諦めずやり抜くことを伝えてくださっているようです。）

改めて大事なことなのだなぁ、と思ったというお話しでした。

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