【MENTAL BEAUTY～脳美人になろう👸🌹✨美脳活その１０】バベルの塔現象～言葉だけではなく、心が通じ合わなくなったことこそが、教訓なのではないか～

2024/03/31

カウンセリング宇宙周波数

バベルの塔現象。

どうしよう！！
最近、誰にも伝えたいことが伝わっていないんじゃないか…
という気がしてきた。

これは、使っている言語が同じかちがうか、という話しではなくて。
同じ言葉でも、概念として持っているものがそもそもちがう…
という単純な話しでもなくて…。

誰もが、誰かの話し（思い）に、真摯に耳を傾ける
ということ自体が、減ってきているんじゃないか、
と思ったりもするのだ。

「傾聴が大事」ということは、
コーチングやらカウンセリングやらの場面だけでなく、
今となっては、総人口が何らかのビジネスマン化してもいるので、
すべての人が、”頭では”理解している
考え方でもあり手法でもあると思うのだけれど、

それでも、これを本質的に実行できている人がいないのだと思う。

手法として、
・自分が売りたいものを売り込む隙を見つけるために、
・相手に、自分の売りたいものに対するニーズがあるか探るために、
・相手の興味がどこにあって、それと自分のサービスをどうつなげるか見つけるために、
などなど、
話しを聞くことの主体が、常に自分（話しを聞く側のニーズ）になってしまってる。

コーチングやカウンセリングの技術を用いて、
仕事を円滑に進めていくときに、
相手から普段は言語化されていないような思いを
顕在化→表出させるために（そしてご本人にも気づいてもらうために！）、

「相手の話しを興味を持って聞くこと」

の重要性が強調されていると思うのだけれど。
この部分は、すっぽり抜け落ちていて、

「いかに自分の商品・サービス・主張を通すか」

というところだけがクローズアップされてしまっているように思える。

その結果、
・このキーワードが出たら、自分の商品・サービス・主張に結び付けよう
・どこで自分の主張を挟み込もうか
・そもそも、自分の商品・サービス・主張に誘導する聞き方ができないか…

みたいなことにばかり意識が向いていて、
肝心な相手の話しは殆んどスルーしてしまっている。

こんなことで、信頼関係など築けるはずもない。
そもそも興味すら持っていなんだもん。

興味があるのは、自分の主張・商品・サービスをいかに売り込めるか、
それだけになってしまっている。

そこまでして、稼ぎたいだろうか？

たとえ、それで稼げたとして、
裏で、信頼どころか、信用すら失い続けているのだとしても。

稼いだお金で、もう二度と取り戻せない
離れていってしまった人たちに対して、
「自分とは考え方が合わなかった、やる気のない人たちだった…」
と言い続けるような人生って、楽しいだろうか？

そして、また新たな出会い（カモ）を求めて、
活動し続けることが、

本当にあなたがこの人生の貴重な時間を費やして、
やるべきことなのだろうか？？？

…と、ふとそんなことを思わされるような、
そんな出来事が続いている、今日この頃。

いや、全然、ワルグチとかを言いたいわけではないんだよ。
ただなんだか、切ないなぁ…と思ったりしたのだよ。