【愛するということ】

2024/08/16

宇宙周波数

愛の構成要素は、

１．配慮
２．責任
３．尊重
４．知る（こと）

と見出したのは、
エーリッヒ・フロム。

確かにこれらは、とっても大事だと思う。

いつも、仲間たちと話していて、
人との関係がうまくいかなくなるのは、
「配慮」に欠けたことをされた、と感じることが
きっかけになっていることが多い。

（わたしたちが話している中では、
　「想像力に欠ける」と表現している。
　
　それをしたら／言ったら、相手がどう思うかを
　少しでも想像できるのであれば、
　やったり／言ったりしないはずよねえ…
　と思うようなことを平気でやったり／言ったりする人が多い、
　と常々語り合っていたのだ。

　そして、これは余談だけれど、
　その、された同じ言動をそのまま、そのお相手にお返しすると、
　そのお相手は必ず激怒してくるのだ。
　自分がしている（から、そうされた）という認識はないみたい…
　このあたりからも「想像力≒配慮」が欠如しているよねぇ、
　と思うのであった。）

そして、責任。
「誰かが何かを求めたときに、快く応えてあげること」

大事な人が、できなことがあるときに、
もしくは誰かに頼みたいことがあるときに、
できる能力があるって、大事だし、うれしいことだと思う。

成熟した人間として、常に大事な人を助けることができるように、
能力を磨いておく（できることを増やしておく）って素敵かも。

続いて、尊重。
フロムの定義は、
「その人がその人らしく成長することを見守ること」となるようだ。

助けることもできるけれど、
助けすぎて、その人の成長の機会を奪ってはダメだ、
と友人からよく言われることがある。

きっと、この部分なのかも。

単純に、人として尊重する…その人のやりたいようにさせる、
みたいなことではなくて、
その人の可能性すらも信じて任せる、みたいなことが求められるのかも。

そのためにも、客観的で大局的な視点、
全体（時間すら超えた）を見ることができることって、
きっと大事なんだと思う。

最後に、知ること。
相手を知らなければ、配慮も責任も尊重も与えることができない。

適切なタイミングで、適切な配慮をしたり、
適切に責任を果たしたり、適切な尊重をするには、
その適切なタイミングと、求められていることを適切に知ることが必須。

とっても深い内容だけれど、
とっても大事なことだと改めて思った。