【雑記】何かを決断するときに、意識してほしいこと。

2023/09/04

カウンセリング瞑想宇宙周波数

ある決断をしたときに、
普通、人は何かの決断をするとき、
思考を使って決断をすると思うのだけれども。
（実際は、思考よりも感情に基づいて選択をする方が正しいのだが。）

そのようにして、何かを決断したときに、
その決断の理由を誰かに一生懸命、説明しようとする場合がある。

それって、ある種の後ろめたさの表出なのではないか、と思う。

言って終えば、その決断をした本人以外の他人は、
その決断について、基本的には、何ら感想も決定権も持っていないのだから。

決断をした本人が、自分自身を説得する、
自分なりになんとか納得しようとして、
こういう理由だから、ああいう理由だから…と
一生懸命理由を見つけようとしているのだと思う。
（例えば、それは、会社を欠勤するときに、
　法事だからとか、体調が悪いからとか…
　聞かれてもいないうちから、言い訳を始めるかのように。）

決断に、理由は要らないのだよ、基本的には。

だって、自分の心がそうだと決めて、それを選んだはずだから。

それを第三者に理由まで含めて説明する必要もないし、
ましてや弁明する必要もない。
そして、その一生懸命見つけた理由を肯定してもらう必要すらないのだ。

そもそも、第三者に肯定してもらおうとすることに意味はないのだけれど、
自分の決断に自信が持てていないからこそ、第三者の肯定を
誰かからの承認を求めようとしてしまうのだと思う。

あなたが決めたのだから
あなたの選択に、自信を持てばいい。
そして、責任も。自らが、すべてを負えばそれでいい。

そのような、自信を持てない決断をしてしまった理由は、
冒頭に戻るのだけれど、「思考」を使っての決断だからなのである。

もっと言うと、「左脳」に偏った決断をしたからなのである。

「思考」を使った決断をすると、なぜ自信が持てないのか？
一見、論理的で筋が通っていて、あたかもそれ以外の選択肢はなかった、
と思えるにもかかわらず。

その理由は、こうである。
その選択に至った、思考の背景にあるものが、
そもそも正しくないからなのである。

思考の背景にあるもの…
それは、過去からの経験、誰かからつくられた概念や考え方、
常識であったり、習慣化しているような考え方。

今や将来を決めていくために、
しかも、
過去のパターンから抜け出して、自らの可能性を拓いていこうとする、
そんな選択をする際に、
使っている思考は、過去のままなのである。
もしくは、他者がこう言っていたから…といった、
自分ではないものに依拠したものを根拠にしてしまっているのである。

これまでの延長線上の、安定を選ぶのであれば、
その選択は正しいかもしれないし、
根拠としている他の人を満足させるためにも、
その選択は正しいと言えるかもしれない。

だけれども、いちばん大事な、自分自身が、
自分が選んだ、と思っているその選択の結果に満足していないのであれば、
そして、その選択に納得しようと、一生懸命自分を説得するための
材料を探そうとしているのであれば、
果たしてその選択や決断は、今のあなたにとって正しいと言えるだろうか？

その、一生懸命納得しようとしている、というモヤモヤした感情、
そこにこそ、焦点を合わせるべきなのだ。

あなたの感情は、あなたに対して嘘をついてはいない、いつだって。
一方のあなたの思考は、一生懸命あなたを騙そうと、理由を探し始める。

だからこそ、あなたの進化成長にとって重要な決断をするときには、
思考を巡らせるのではなく、
心を落ち着かせて、自分の心に訊いてみてほしい。
必ず、あなたにとって最善の選択肢を示してくれるから。