【雑記】良い人が利用されないために必要なこと。 | 東京からヒーリングに関する様々な情報を分かりやすく配信します

人が良すぎて損をしている人に重要なお話。

王様が仏陀に尋ねました。
「わたしがあなたの信者になる前、非常に残忍な性格であったため、
　人々はわたしのことを恐れていました。
　しかし、あなたの信者になってからは、
　わたしの心は、非常に平和になり、皆を慈悲で見ています。

　しかし、一部の人々はわたしの穏やかな行動を利用しています。
　これにより、わたしの国・国の人々も危険に晒されています。」

仏陀は答えました。
「私はあなたに、残忍な性格を捨てるように言いましたが、
　王としての責任を放棄するようには言っていません。

　あなたは王国内の全員を規律するために、
　外見上は厳格である必要があるのです。

　あなたは、あなたの国で人々が平和に暮らし、
　不安を感じないように、正義を維持する必要があります。

　だから、内面では僧侶のように、
　外見上は王のように統治する必要があるのです。」

人はしばしば、礼儀正しい人の礼儀を利用しようとします。　
このために良い人々は、多くの困難に直面します。

規律を守るために、怒る必要があるなら、それをすべきです。
ただ、怒るときもあなたの内なる平和を乱すことなく、
演劇で演技として怒っている役者・俳優のように、
内面でまで怒ってはいけません。演技の一部として怒るのです。

あなたは、他者から自分や自分の大切な人やものを守るべきです。
ですが、相手への慈悲の心は、忘れてはいけません。
あなたの心の平和を保ちながら、
あなた自身（と大切なもの）を守るべきことをすればいいのです。

✦••┈┈┈•┈┈┈••┈┈┈•✦★✦•┈┈┈••┈┈┈•┈┈┈••✦

形而上学（メタフィジクス）を学び始めてから、

ずっと、どうすれば誰ひとりいやな思いをせずに、

本当に平和な世界や、平和な人間関係を築くことができるのだろう？

ということを考えていた。

例えば、わたし自身がいい人になったからといって、

周りの人たちは、それに付け込んできて、

ある人たちは、どんどんエスカレートして、

わたしからエネルギーであれ、物質であれ、お金であれ、時間であれ、

そして良心のすべてを奪い取っていく。

それは、さらに、わたしの大事な人たちからも奪うことに波及していく。

だけれども、

そういう人たちに対して怒りの気持ちを抱くのであれば、

もしくは、仕返しをしたい、という思いを持つのであれば、

結局は、その人たちと同じことをしているに過ぎないんじゃないか…

不正や不道徳、礼儀のなさに対して、

怒りや反発のエネルギーを発して対応するのであれば、

結局は、そんなわたし自身も、その相手と同じ状態・

同じエネルギー状態・同じ波動の状態なんじゃないか…と。

このことに対して、古くから仏陀は答えてくれていたのです。

「あなたは、あなたの王国を守るために必要なことをしなさい。

　ただし、そのときに内面と外面とをうまく使い分けるのです。

　人間というものは、そのような構造でできているのだから。

　あなたの大切なものを守るために「NO！」というときに、

　あなたの内側の平和、そして相手に対する慈悲の心は失わずに、

　あなたの目的を達成することはできるのです。」

なんと素敵な解決策なのでしょうか。

自分自身の状態をブレさせることなく、

また、低いエネルギー状態に貶めることなく、

平和を創り、保っていくことはできるのだと思います。

仏陀のお話は、

こちらの動画を参考にさせていただきました。

⇒ https://youtu.be/g2QmWH-F03k?si=v-xduebR3ZU0Y-O6